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2022-06-17
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口から食べる幸せをサポートする
南海和歌山市駅から車で5分のマルヤマ歯科です。
60歳以上の3人に1人は「口からの食事に何らかの支障あり」と言われています。 ちよっとした工夫やリハビリを受けることで、生涯口から食べる事を諦めない取り組みが注目されています。
口から食べる事は大事です。
口から食べることで、いろんな器官で栄養が吸収され、全身に栄養がまわるようにできています。 口から栄養がとれなくなると、体力や免疫力が低下していきます(低栄養)。 口から食べることで、体にいろんな効果を及ぼしていきます。
誤嚥性肺炎
飲み込む力が弱くなってくると、命にかかわる病気になります。
全身の機能
口の中は髪の毛1本入っても気づくぐらい敏感な器官です。 脳とも密接な関係があります。 口を使わないことで、手足の動きや全身の機能が衰えてきます。 口から食べることで、生活の質にもかかわってきます。 自分の口で食べられることはとても幸せなことです。
自分で口から食べることが難しくなってきたときどうすればいいのでしょうか?
状況に応じて食べ物の形態を工夫していきます。 家庭でできる工夫には3段階あります。 ①水でたまにむせる方。
姿勢を正すこと。 テレビを見ながらの「ながら食事」はよくない。 食事することに集中することが大事です。
②水でよくむせるかつ食事でたまにむせる方。
オススメの調理方法は、アンカケにすることです。 まとまりやすく、飲み込みやすくなります。 スープのようにサラサラしたものは、ノドを滑り落ちるスピードが速くて誤って気管に入る危険があるので注意する必要があります。
③飲み込むのに時間かかる方。 飲み込めない方。
ペースト状にしたり、介護用ゼリーを活用する。
食事介助のポイント
徹底して食べる人の立場に立つ
自分がご飯を食べる時、何を食べているか知らないで食べる人はいない。 介助される人にとって食べ物が見えないことはストレスになります。 介助される人に匂いをかがせたり、見せたりして、食べさせてあげる事が大事です。 食べる人の側に立って支援することが重要です。
詳しく知りたい方は下のサイトをご覧ください。
KTバランスチャートの活用と支援 – KTSM (jimdofree.com)