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― 院長ブログ ―

2023-09-26


CATEGORY  |  未分類

TCHのことを知っていますか?

南海和歌山市駅から車で5分のマルヤマ歯科です。

9月24日 紀州歯学セミナーで元東京医科歯科大学付属病院顎関節治療部部長 木野 孔司先生をお招きしてセミナーを開催致しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司会は丸山 博史が担当しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

実習中の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

マルヤマ歯科のスタッフも参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

木野先生の講演は内容が深く豊富でありました。患者さん説明用に簡単にまとめてみました。

 

 

  • TCHとは何か知っていますか?

TCHはTooth Contacting Habitの略称であり、上下歯列接触癖のことを言います。

安静時にあっても上下の歯が接触し続ける習癖のことです。本来、人は安静時に上下の歯は接触せず、1~3mm程度の安静空隙が存在します。

  • TCH何故悪いのですか?TCHが改善されるとどうなるですか?

長時間のTCHの持続は、閉口筋に絶えず過剰な負担をかけ、筋疲労や筋痛、さらには顎関節を圧迫することで関節内の血液循環が阻害され、結果として顎関節内の摩擦抵抗が増大し、これによる関節の痛みが引き起こされます。

TCHが改善されると顎関節症がよくなるだけでなく、力のコントロールがなされるため、歯周病では歯の動揺が軽減し、知覚過敏が解消し、補綴物の寿命が延び、口内炎の発生も減るなど、各種歯科疾患の改善が見られるようになります。

  • TCHをしているか、どうして見つけるのですか?

椅子に背筋を伸ばして座って、目を軽く閉じてください。口唇も閉じてください。

今、上下の歯はどこか触れていますか?それとも触れていませんか?

はい、触れています。 TCHをもつ可能性大

いいえ、触れていません。  TCHはない、もしくは弱い

  • TCHを治すにはどうすればいいのですか?
  • 1 歯を接触させ続けることが悪いことであるということを知らねばならない。2 貼り紙に(歯)(リラックス)(歯をはなす)などと書き、部屋の目立つ所に貼る。3 貼り紙を見たら、フーと肩を持ち上げながら鼻から息を大きく吸い込み一気に息を吐き出しながら肩をおとす。これは行動療法という治療法です指しゃぶりや爪を嚙む癖を治す治療法です。                                 和歌山市 築港1丁目16-3    マルヤマ歯科 丸山博史      電話 073(433)0648 
 

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