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― 院長ブログ ―

2022-04-23


CATEGORY  |  未分類

軽度認知障害(MIC)

南海和歌山市駅から車で5分のマルヤマ歯科です。

認知症になってしまうと治らないが、認知症予備軍(軽度認知障害・MCI)であれば治る人もいます。認知症には大きくわけると3タイプあります。アルツハイマー型50%、脳血管型20%、レビー小体型20%、その他10%。MCIは認知症の半分をしめるアルツハイマー型認知症予備軍をさします。認知症と認知症予備軍の違いは、自立した生活ができるかできないかです。注意力が不足して1日中捜し物をしていると買い物とか調理ができなくなる。そうなると日常生活に支障でてくる。MCIの主な症状 少し前の事をよく忘れ、何度も同じ確認を繰り返す。数週間前の大きな出来事(例えば親戚の結婚式など)を忘れてしまう。 「ながら仕事」が難しくなる。MCIと診断され放っておくと1年で12%、4年で半分の人が認知症になると言われています。アルツハイマー型認知症はアミロイドβと呼ばれる老廃物が蓄積し、脳が委縮することによっておこる認知障害。早めに気づき適切な処置行うことが大切です。医師の診察をうけMCIと診断されると、筋トレが改善に役立ちます。何故筋トレが認知機能改善に役立つのか?認知機能の衰えてきた人は脳や筋肉の感覚神経が鈍くなってくる。感覚神経をつなぎなおすのが筋トレです。私たちが体を動かす時、脳の指令が運動神経をとおし「動け」と筋肉に伝えられます。そして筋肉が動くとその刺激は感覚神経をとおり「痛み、疲れ」として脳へと送り返されます。しかし、MCIの人はこの感覚神経の衰えた人が多く、痛みや疲れが感じにくくなります。認知症の人が何時間歩いても疲れを感じないのはこのためです。

感覚神経の状態がわかる簡単チエック法(スマヌチエック法)

形が似ている字ス、マ、ヌを背中に指で書く。正確に認識できるか試します。文字をランダムに6回書き間違いが3回以上あると要注意です。3回以上間違えていると感覚神経が衰えているかもしれない。 筋トレは感覚神経の機能回復が目的です。足や腕など1つ1つの筋肉に意識を集中させて行うのがポイントです。感覚神経をつなぐには筋肉に強い刺激(負荷)をかけることが大切です。筋トレがMCI改善の大きなきっかけとなります。

物忘れと認知症の違いは?

50歳、60歳代で物忘れ増えてくるのは加齢によるものです。物忘れ(何を取りに来たのか思い出せない。昨日の夜何を食べたのか思い出せない。)認知症(何をしようとしていたのか思い出せない。食事したこと忘れている。その行為自体忘れている。)

どうすればMCIから回復できるのか?

認知予備脳という考え方があります。通常、人は脳の神経細胞の半分程度しか使っていないと言われています。使っていなかった予備脳を活性化させて衰えた認知機能を補う。具体的にはMCI改善のため7つの習慣をおこないます。

①歯磨き しっかり歯磨きをする 。自分の歯でかむことは脳に刺激を与え脳を活性化させます。歯周病になると認知症の発症のリスク高くなると言われています。健康には歯を残すことが大事です。毎食後と寝る前、1日4回歯磨きすることが推奨されています。

②運動(筋トレ)

有酸素運動は脳機能を向上させる。1日1万歩歩く。少し早く歩くと効果がある。筋肉トレーニングもいい。筋肉の動きが脳に伝わる。

③料理をする

決められた時間内に2,3のメニューを同時に作る。認知症が進んでくると料理を作るのが面倒になり、単純になってくる。工夫し楽しみながら作るのがいいです。

④楽器を弾く「音楽療法」

楽器をひくことは、新しい発見があり楽しい。記憶力や注意力の改善ができる。楽器ができないと、自分の生活にあったものダンスでもいい。新しい分野に挑戦し脳を活性化させる。カラオケで歌を歌うこともいいです。

⑤絵画

絵を描くことで、発想力や集中力が鍛えられる。習字もいいそうです。

⑥脳のトレーニング(頭の体操をする)

毎日ゲームをすることで脳を活性化させる。その日の調子わかるそうです。

⑦睡眠を十分とる

睡眠とっている間に脳から老廃物を追い出してくれる。脳の機能が回復する。十分睡眠とることが大事です

 

認知症予防には口腔ケアが大事です。マルヤマ歯科は訪問歯科診療、口腔ケアおこなっています。

 

 

 

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