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― 院長ブログ ―

2022-05-05


CATEGORY  |  未分類

顎関節症

南海和歌山市駅から車で5分のマルヤマ歯科です。

顎関節症

顎が痛い、口を開けるときカクカク音がする、口が開きづらいなどの症状ありませんか?深刻な場合、食欲不振となりうつ病になることもあります。今、顎関節症で悩む人は全国で推定1900万人いると言われています。女性は男性の1.5~2倍あり女性のほうが多い。最近、顎関節症の多くは噛み合せが悪いのではなくて顎のまわりの筋肉のコリだということが分かってきました。

原因は歯の接触癖(To oth Contact  H a b i t)詳しく知りたい方は右のサイトをご覧ください。TCH、歯列接触癖【歯科大辞典】 (ha-channel-88.com)https://www.ha-channel-88.com/jiten/tch.html

根本的な原因は、歯が頻繁にふれている歯の接触癖なのです。無意識にやっている行動で顎や筋肉に負担がかかる。顎のコリ、顎を支えている代表的な筋肉は側頭筋と咬筋、この2つの筋肉の血液の流れが悪くなると顎コリが起こり口が開かなくなったり痛みが出てくる。さらに顎のつけねの部分を無理に開けようとすると、関節円板がずれて痛みが出て顎がカクカクなったりする。顎コリの主な原因は歯の接触癖(無意識のくいしばり)なのです。

(診断)リラックスして上下口唇閉じたとき上下の歯どこかあたっていますか?口唇閉じたとき上下の歯2~3mmすいているのが正常です。歯がついていることで筋肉が緊張していく。この癖を治さないとよくならない。無意識にくいしばっている方がとても多いのです。主に下を向いて集中するとき(スマートホンをいじったり、料理をしたり、読書をしている時など)におこりやすい。普段無意識にやってしまうこういう行動、スマホ使うとリラックスしているときより2倍の力がかかると言われています。くいしばる癖ついている人は普段の生活だけでなく寝ているときも顎に負担かかっています。自覚している人は少ない。人に指摘されて気づくことがあります。日中もかみしめている悪い癖、脳がその悪い癖を覚えているので、歯をいつも接触させてしまう。日中歯を接触する癖がつくと夜もギリギリやってしまう。逆にいうとお互いに影響するので日中に接触させないことが重要です。日中のくいしばりの癖を治すことが夜の歯ぎしりをへらすことになります。自分がしていること知らない人が多い。この癖をやっていることを自覚することから始めます

  • ①付せんに言葉を書く②部屋の目立つところに貼る③付せんを見たら脱力して歯をはなす

付せんに「歯」「リラックス」「歯をはなす」と書き、同じ色同じ言葉同じ形の付せんを家の中にペタペタ貼る。視線を動かし付せんに気づくとフーと肩をもちあげながら鼻から息を大きく吸い込み一気に息を吐き出しながら肩をおとす。実はこれ(行動療法)という治療法でもともと指しゃぶりや爪を噛む癖を治す治療法です。歯の接触癖という悪い行動を脳が学習してしまうとそれを意識的に離すことで脳の悪い運動(機能)をなくしてしまうことです。張り紙は2週間たつと慣れてしまうので色や形を変えるなどしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顎のコリや痛みを改善するマッサージ

咬筋のマッサージ 顎をたどっていってエラの角から2~3cm斜め上、軽くかみしめると筋肉が膨らむような動きするところが咬筋、見つけると人差し指を使ってクルクルと円を描き8秒間マッサージをする。

側頭筋のマッサージ こめかみに人差し指をおいて軽くかみしめて膨らむ位置が側頭筋、同じように人差し指を使ってクルクルと円を描き8秒間マッサージをする。

両方とも1日2回行うと効果的です。

口を大きく開けるストレッチ 天井(上)を見上げるように口を大きく開ける。5秒間3セット1日2回おこなうと効果的です。

朝起きた時と夜お風呂に入った時1日2回温めてやるといいです。

咬筋、側頭筋の位置です。

 

 

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